海、キャンプ、花火、夜市などの楽しい夏の思い出は一切ないままに、もう9月になりました。
さて、当社は工場設備などの制御ソフトウェアを作っています。
ソフトウェアを作るのはプログラマーですが、ソフトウェアを使うのは一般作業員だったり、
設備の保守担当者だったり、だいたいはソフトウェアの専門ではない人です。
プログラマーは、ソフトウェアのプロですのでいろんな専門知識を駆使してプログラムを作成します。
どんな操作をされてもプログラムが暴走したり落ちたりしないようにと、あれこれ気を配ります。
でも、便利だろう思って必死でつくった機能がいまいち不評だったり、
おまけ程度だと思って付け足した処理がとても重宝がられたり、そんなことがよくあります。
使う側ならではの視点や考え方というのがあり、作る側にも作る側の論理というものが当然あります。
ソフトウェアを作るとき、経験的に、作る側と使う側の意見は相反することがありますが、
どちらも正しいことが多いです。
なので、その両方の意見をうまく融合させることが、良いソフトウェアを作る秘訣だと思います。
これはソフトウェアに限らず、ものづくり全般に言えることではないでしょうか。
先日、内子町に仕事で行った時に、内子座を見てきました。
ぜひ内部も拝観したかったですが早朝だったのでまだ開いてませんでした。残念。
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